木の表情は人と同じ

木は人と同じで、1本1本個性があり、いろんな表情を見せてくれます。

樹種や木目、幹の反り方、枝の生え方、それぞれ個性を持ち 、それぞれが適した場所があります。適材適所です。まさに人と同じだと思います。

家には、桧や杉などが使われます、乾燥させて使えば加工し易く、腐りにくく白蟻などの害虫にも強い。タンスなどにはキリが使われます、これは、空気を多く含んでいるため湿気を通しにくく、軽くて加工もしやすいから。

このように、適材適所に材料を選んで使用することで、木が輝き、個性が際立ちます。

誰かが個性を見つけ、長所を引き出して、サポートしてあげられれば、木も人も輝き、本当の力を発揮するんではないでしょうか。

日本は森林大国?

日本の森林面積は、今も昔も変わっていません。国土の70%が森林です。一方、日本は世界有数の木材輸入国でもあるんです。日本の森林はあまり使われないまま、放置されてきたんですね。

戦後の造林拡大策

全国の山は過剰に伐採され、はげ山が広がっていきました。そうしたことから、今後の木材需要の増加を見込んで、1000万ha近い「戦後の拡大造林」が行われました。しかし、植えた苗が木材として使えるようになるまでには、30年〜50年程かかります。そのため、昭和30年代から、海外から木材を買っていた時代が続いたのです。現在では、育った木がたくさんありますが、使われていないのが現状なんですね。

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自国の森林資源を活用しない日本

構造材に外材が使われるよになると国産材は、役物と呼ばれる銘木や桧材に活路を見いだし、多労働投入型の林業、木材産業へと移行していきました。

一方、川下ではハウスメーカーが登場し、大量に画一的な住宅を供給し始めました。そして工期の短縮化など工法の変化、ライフスタイルの変化などにより国産材の需要も減りました。

国内森林資源の有効活用

現在は、育った木がたくさんあります。1度植えた木は人間の手でしっかり管理し、大きくなったら伐採して使って、また木を植えるというサイクルが必要です。森は水や空気を作り、あらゆる生命を作る源です。

また、木は人間のようにいろんな個性を持っています。森は強風や気温をやわらげ、野生動物の大切なすみかにもなっています。
わたしたちは森へ行くと心も体も気持ちよくなります。森はわたしたちに、安らぎもあたえてくれます。そして家や紙などをつくるのに必要な木材も森が育ててくれています。
現代社会に生きる私達は、木に学び、木とふれあい、木の大切さを伝えていきたいと考えています。

そして、人の個性も十人十色、個性を磨いて、長所を活かして輝けば良い。そう思っています。ナンバーワンよりオンリーワン(^^)

 

 

 

杉浦雅之
杉浦雅之
大工の二代目親方の次男として、愛知県高浜市に生を受ける。なんだかんだで三代目として、悪戦苦闘を繰り返しながら、二男一女の親父として日々奮闘中。 レトロ調やヴィンテージ物が好きでありながら、新し物好きで失敗も多い。℡ 09085542178